眠れない夜、心に押し寄せる不安

借金体験談
スポンサーリンク
スポンサーリンク

深夜1時、眠れない夜が続く

借金のこと、差し押さえのこと、生活費のこと――。
頭の中をぐるぐると巡る思考が止まらず、布団に入っても眠れない日々が続きました。

昼間は仕事や家事、雑務でなんとか気を紛らわせられるのに、夜になると静けさの中で不安が顔を出します。
家族の寝息が隣から聞こえてくる。
「このままじゃ、本当に終わってしまうかもしれない」
そんな焦りだけが、胸の奥で膨らんでいきました。

眠れない夜は、体だけでなく心もすり減らしていきます。
朝になれば仕事に行かなければいけない。
それでも、夜になるとまた同じように眠れず、堂々巡りの毎日でした。


不安に押しつぶされそうになる瞬間

特に静かな夜中は、自分の中の不安が何倍にも膨れ上がる時間です。
「このまま生活は続けられるのか」
「借金を返し切れる日は来るのか」
「子どもたちを守れるのか」

差し押さえが7万円。
残る14万円から光熱費や食費、必要な出費をやりくりして家族3人を養わなければならない。
計算上はどうにかなるはずでも、実際には予定外の出費や値上げが次々と押し寄せます。

何より怖かったのは、自分の精神が持たなくなること。
眠れないことが続くと、考えがどんどんマイナスに偏ってしまうのです。


誰にも言えない孤独

この状況を、誰かに正直に打ち明けられたら少しは楽になったのかもしれません。
しかし、プライドが邪魔をしました。

親は高齢で年金暮らし。
自分たちの生活で手一杯なのはわかっていました。
友人や職場の同僚には、恥ずかしくて言えない。
家族には心配をかけたくない。

結果として、すべてを自分ひとりで抱え込み、孤独と責任の中で押しつぶされそうになっていました。


朝は必ずやってくる

どんなに眠れない夜を過ごしても、朝はやってきます。
「もう一日、頑張ろう」
そう自分に言い聞かせて起き上がり、仕事へ向かう。

たとえ状況が変わらなくても、今日を乗り切ることができれば、それは小さな前進。
そんなふうに考えないと、心が壊れてしまいそうだったのです。

小さな救い

このブログに、思いのまま気持ちを書けることは、私にとって小さな救いになっています。
文字にすることで、頭の中の混乱が少しずつ整理される。
そして、同じように不安や孤独を抱える誰かに、ほんの少しでも寄り添えるかもしれない。

借金がある。差し押さえも経験した。
それでも、前を向こうとする自分がここにいる。

同じように悩む誰かへ

もし、今あなたが眠れない夜を過ごしているのなら、伝えたい言葉があります。

「今は苦しくても、必ず朝は来る」
「今日を乗り切れば、明日につながる」

状況が一気に良くなることはないかもしれません。
でも、歩みを止めなければ、必ず違う景色が見える日が来ると信じています。