【第2回】CapCutでブログを1分動画にする5ステップ

動画編集
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前回の【第1回】では、無料で使える動画編集ソフト「CapCut(PC版)」の特徴や、50代の副業としての可能性についてお話ししました。「ツールが良いのは分かったけれど、実際にどうやって動画を作ればいいの?」 そう思われた方も多いはずです。

そこで今回は【第2回】の実践編として、「自分が書いたブログ記事の文章を、わずか数十分で1本のYouTubeショート(縦型1分動画)に変換する具体的な手順」を、画面操作の流れに沿ってわかりやすく解説します。

パソコン操作に自信がない方でも、この5つのステップ通りに進めれば迷わず動画が完成します。

ステップ1:プロジェクト作成と「縦型(9:16)」サイズの設定

まずはCapCutを起動し、ショート動画を作るためのキャンバス(下地)を用意します。

  1. CapCut PC版を開き、「新しいプロジェクト」をクリックします。
  2. プレビュー画面の下にある「比率(アスペクト比)」をクリックし、「9:16」(スマホの縦画面サイズ)を選択します。

YouTubeショートやInstagramのリール、TikTokはすべてこの「9:16」の縦長サイズが標準です。最初にここを設定しておかないと、後から横長動画になってしまい修正が大変になるので、必ず一番最初に行ってください。

ステップ2:背景素材(画像・動画)をタイムラインに配置する

次に、動画の背景となる映像を用意します。

  1. 左上の「メディア」>「インポート」から、使いたい背景画像や動画(フリー素材サイトでダウンロードした風景や作業風景など)を取り込みます。
  2. 取り込んだ素材を、下の「タイムライン」にドラッグ&ドロップします。
  3. 画面いっぱいに表示されるよう、素材の端を引っ張ってプレビュー画面の枠(9:16)にサイズを合わせます。

初心者のうちは、動く映像を細かく繋ぐよりも「綺麗な静止画(1枚)」を背景に引き伸ばして敷くだけで十分見栄えが良くなります。

ステップ3:テキスト入力と「AI音声読み上げ」の適用

ここがCapCutの最も強力な機能です。ブログの文章をナレーションに変換します。

  1. 左上の「テキスト」>「デフォルトテキスト」をタイムラインに配置します。
  2. 右上のテキスト入力欄に、ブログから抜き出した「ショート動画で伝えたい文章(100〜150文字程度)」を貼り付けます。
  3. 右上のタブから「テキスト読み上げ」を選択し、日本語音声(「お姉さん」や「元気な青年」など)を選んで「読み上げ開始」をクリックします。

数秒でテキストに合わせた「AI音声ファイル」がタイムラインに自動生成されます。自分で声を録音する必要が一切ないため、マイクも静かな部屋も不要です。

ステップ4:「自動キャプション」で字幕(テロップ)を一発生成

音声ができたら、スマホで音を出さずに見る読者のために字幕をつけます。

  1. 左上のメニューから「テキスト」>「自動キャプション」を選択します。
  2. 言語を「日本語」に設定し、「作成」をクリックします。
  3. 先ほど生成したAI音声をCapCutが自動認識し、喋っているタイミングと完全に同期した字幕が一瞬で生成されます。

もし誤字や漢字の間違い(例:「50代」が「五〇代」になっている等)があれば、右側のテキスト編集欄で文字を打ち直すだけで簡単に修正できます。フォントのサイズを少し大きくし、読みやすい黄色や白の縁取りを設定するのがコツです。

ステップ5:無料BGMをつけて「エクスポート(書き出し)」

最後に、動画の雰囲気を盛り上げるBGMを追加して完成させます。

  1. 左上の「オーディオ」から、好みの無料BGMを選んでタイムラインに追加します。
  2. AI音声が聞き取りやすいよう、BGMの音量を「-15dB〜-20dB」程度まで下げて小さく調整します。
  3. 右上の青いボタン「エクスポート」をクリックします。
  4. 解像度「1080P」、フォーマット「MP4」になっていることを確認し、書き出しを実行します。

これで、YouTubeショートやTikTokにそのまま投稿できる「1分動画」の完成です!

まとめ:1本作れば「作業の壁」は一気に崩れる

最初はボタンの位置を探すのに戸惑うかもしれませんが、一度この5つの手順で動画を書き出してみると、「あ、こんなに簡単に作れるんだ」と驚くはずです。

  • 比率を「9:16」にする
  • 背景を置く
  • ブログの文字を入れてAIに読ませる
  • 自動字幕をつける
  • BGMを添えて書き出す

この基本操作さえマスターすれば、あとはブログ記事を書くたびに、その要約をCapCutに流し込むだけで動画コンテンツが量産できるようになります。