親にも頼れない現実
借金が増えていく中で、
「もう親に頼るしかないかも」と考えたことが何度もありました。
でも、うちの親ももう高齢。
年金暮らしで、自分たちの生活だけで精一杯です。
とても援助を求められる状況じゃありませんでした。
親には、心配をかけたくなかった
情けないですが、
親に「助けて」って言えないのは、
どこかで“プライド”があったのかもしれません。
「大丈夫やから」
そう言って、無理をしていた自分がいました。

どん底の中でも「自分の責任だ」と思っていた
この借金は、誰のせいでもない。
自分の判断で家を買い、生活を組み立ててきた。
だからこそ、簡単に「助けて」って言えなかった。
でも、現実は厳しい。
そこから差し押さえが7万円。
残る14万円で光熱費等を支払い、家族3人を養っていかなくては。
全ての支出を見直し、やりくりをしていく。

自立と孤独のはざまで
誰にも頼れず、それでも生きていかなきゃいけない。
「孤独」と「責任」の中で、押しつぶされそうな日々。
でも、それでも──
「なんとかなる」って、毎日自分に言い聞かせていました。