突然の通知で、人生が止まった。
ある日、会社から呼び出されてこう言われました。
「来月からあなたの給与が差し押さえられます」
その瞬間、目の前が真っ白になりました。
まさか自分が、こんな状況になるなんて。
分かっていたはずなのに、「本当に終わった」と思いました。

なぜ、給与差し押さえに至ったのか?
原因はひとつ。
借金1300万円。
住宅ローンから始まり、生活費の補填、子どもの医療費、転勤に伴う出費…。
借金が借金を呼ぶ生活が続いていました。
返すために借りて、返せずにまた借りる。
その繰り返しでした。
最初は電話の督促。
次に裁判所からの通知。
でも、「なんとかなる」と思ってしまっていたんです。
でも現実は――そんなに甘くありませんでした。
給与が差し押さえられ、手取り14万円に
差し押さえが始まった月、
給料明細を見ると、毎月7万円が引かれていました。
残った手取りは14万円。
そこから、
・家賃
・光熱費
・通信費
・子どもの学費や諸経費
どう考えても、生活は成り立たない。
何を削るか、どこを止めるか。
常に「お金が足りない」プレッシャーが付きまとう日々でした。
ATMの前で残高を見て、何度も立ち尽くしました。
コンビニでおにぎりを戻したこともあります。

それでも立ち上がろうと思えた理由
でもある時、ふと思ったんです。
「このまま終わるのはイヤだ」
給与が差し押さえられても、人生が終わったわけじゃない。
ならば、今からでもやり直そう。
そう思って、
夜や週末にアルバイトを入れ始め、
SNSで自分の経験を発信するようになりました。
驚いたのは、想像以上の反響です。
「共感しました」
「私も似た状況です」
「応援してます」
そんな言葉に、何度も救われました。
あの日があったから、今がある
給与差し押さえは、人生で一番悔しくて、情けなくて、恥ずかしい経験でした。
でも、
「あの日があったから、変われた」と今は思えます。
同じように苦しんでいる人に、
少しでも希望を届けられたら。
そのために、こうしてブログを書いています。

まとめ:始めるのに遅すぎることはない
人生は、何度でもやり直せる。
借金があるから人生が終わりなんじゃない。
行動を止めることが、一番怖いこと。
だから、今日も前を向いていきます。
これを読んでくれたあなたにも、少しでも光が届きますように。