子どもの笑顔が刺さった一言
節約を頑張っていた頃、
本当に心が折れそうになった出来事がありました。
それは、ある晩息子が言った
「もう我慢、慣れたよ」という一言。
その言葉に、僕は言葉を失いました。
節約で削ったのは、お金だけじゃなかった
当時の我が家は、ギリギリの生活。
- 自販機は一切使わず
- 食費は1日500円以下
- 冷暖房はほとんど使わず我慢
- 娯楽費はゼロ、外食もゼロ
それでも、状況は改善しませんでした。
毎月7万円が差し押さえられ、手取りは14万円。
電気・ガス・水道を払ったら、残るのは5万円ちょっと。
そんな中で、子どもにも我慢ばかりさせていた現実。
息子の言葉に、涙があふれた
その日、晩ご飯に出したのはそうめん。
すると、息子が笑顔でこう言いました。
「もう我慢、慣れたよ。おいしいよ」
その優しさに、涙があふれました。
「我慢が普通になってしまっている」
そんな現実に、胸が締めつけられたんです。

このままではダメだと思った日
僕はこのとき初めて、本気で決意しました。
「この子に、“我慢に慣れる人生”を歩ませたくない」
「今のままでは、家族の未来は守れない」
節約には限界がある。
守るためには、稼ぐ力が必要だ。
行動のキッカケは、“守りたい誰か”だった
そこから、副業や収入を増やす手段を
片っ端から調べていきました。
最初は怖かった。
詐欺まがいの情報に騙されて、お金を失ったこともあります。
でも、“このままじゃダメだ”という想いが
何度でも僕を立ち上がらせてくれました。
我慢を当たり前にさせないために
子どもの「我慢に慣れたよ」という言葉。
それは、僕の覚悟を決める一言になりました。
節約は大事。
でも、それだけでは未来を変えられない。
稼ぐ力をつける。
そのための一歩を、僕はここから踏み出しました。