こだわって作ったテロップのフォントや色、エフェクト。「このデザイン、動画の後半でも使い回したい!」と思ったとき、あなたはどうしていますか?
対象のテロップを選択して「コピー」をタップ。複製されたクリップを指で長押しし、画面の端っこに押し付けながら数分先のシーンまでズルズル……。
途中で指が滑って変な場所にドロップしてしまったり、誤って他のクリップを上書きしてしまったり。やっと目的の場所に到着したと思ったら、今度は微調整に手間取る。スマホで動画編集をする人なら誰もが経験する、あの「ズルズル地獄」です。
スマホの小さな画面でクリップを長距離移動させるのは、想像以上に集中力を削られます。
実はCapCutには、このイライラを劇的に解消する時短ワザがあります。もう二度と、テロップを指で引きずり回す必要はありません。
時短テク①:タイムラインを「極小」に縮めてワープさせる
どうしても「コピーして移動」させたい場合、物理的な移動距離を極限まで短くしてしまうのが一つ目の正解です。
やり方は非常にシンプル。テロップをコピーする前に、タイムラインを2本指でピンチイン(つまむ動作)して、極小サイズまで縮小してください。10分の動画であっても、タイムライン全体が1〜2画面分に収まるまでギュッと縮めるのがポイントです。
この状態にしてからテロップをコピーし、長押しして移動させます。
さっきまで何十秒もズルズル引きずっていた距離が、画面内のほんの数センチの移動で済むため、目的のシーンへ「一瞬でワープ」させることができます。大まかな位置にドロップしたら、今度は2本指でピンチアウト(広げる動作)してタイムラインを拡大し、ミリ単位の微調整を行えば完了です。
これだけでも、指が滑る事故や移動にかかる無駄な時間は9割以上カットできます。
時短テク②:「手ぶらで移動して新規追加」が最速
タイムラインの縮小・拡大すら面倒に感じる方には、発想を転換した最強の時短テクニックをおすすめします。
それは**「そもそもコピーして運ぶのをやめる」**という方法です。
CapCutのテキスト機能は、**「直前に作成したテロップのスタイル(フォント・色・エフェクト・境界線など)を記憶している」**という超優秀な仕様になっています。これを利用すれば、遠くのシーンに同じデザインのテロップを配置するのは一瞬です。
- テロップを入れたい遠くのシーンまで、タイムラインをスクロールする(身軽な状態なのでサクサク移動できます)。
- その場所で「テキストを追加」をタップし、新しい文字を入力する。
- 自動的に、前回と全く同じデザインのテロップが適用された状態で作成される。
もし別のデザインが適用されてしまった場合でも、「スタイル」をタップすれば直前の設定がそのまま残っているため、チェックマークを押すだけで復元可能です。
「重たい荷物(コピーしたテロップ)を抱えて遠くまで歩く」のではなく、「手ぶらで現地に向かい、そこで同じものをサクッと作る」。この意識に変えるだけで、CapCutでのテロップ入れのスピードは格段に跳ね上がります。ズルズル移動のストレスから解放されて、快適な動画編集を手に入れてください。

