CapCutで動く人の顔や車のナンバーを隠すとき、「エフェクト」からモザイクを追加し、「マスク」で形を整え、キーフレーム(ひし形マーク)をポチポチ打って少しずつ動かしていませんか?
ハッキリ言って、この方法は面倒すぎます。
被写体が動くたびに再生バーを少し進めてはモザイクの位置をズラす……。たった数秒の動画でも、この手作業を繰り返しているとあっという間に数十分が溶けてしまいます。とくに動きの激しい子供の顔や、通り過ぎる車のナンバーを隠す作業は、もはや苦行でしかありません。
「もっと一瞬でモザイクが追従してくれたらいいのに」
そう感じているあなたに朗報です。実はCapCutには、面倒なキーフレーム打ちを完全にスルーできる、知る人ぞ知る時短ワザが存在します。
隠しアイテム!?「ステッカー×自動追従」の時短ワザ
面倒な手作業をゼロにするカギは、エフェクトではなく**「ステッカー機能」**を使うことです。
CapCutには、AIが被写体の動きを自動で追いかける「トラッキング」という超優秀な機能がありますが、残念ながらエフェクトのモザイクには直接適用できません。
そこで活躍するのが**「モザイク柄のステッカー」**です。以下の3ステップで、驚くほど一瞬で動くモザイクが完成します。
1. モザイクステッカーを配置する
下部メニューの「ステッカー」をタップし、検索窓で「モザイク」や「ぼかし」と検索します。すると、モザイク柄や黒塗り、すりガラス風のステッカーが出てくるので好みのものを選択し、隠したい顔やナンバーのサイズに合わせて配置します。
2. トラッキング(自動追従)を起動する
配置したステッカーのクリップを選択した状態にすると、下部メニューに「トラッキング」という項目が現れるので、これをタップします。
3. 対象を囲んでスタート
画面上に黄色い円(または四角)の枠が表示されるので、隠したい被写体(顔やナンバー)を囲みます。あとは「トラッキングを開始」をタップするだけ。
たったこれだけで、CapCutのAIが動画を解析し、被写体の動きに合わせてステッカーが自動でピッタリと張り付きます。今まで手作業でやっていた苦労が嘘のように、数秒でモザイク処理が完了する最強の時短テクニックです。
モザイクが途中で外れちゃう時のリカバリー術
自動追従は非常に便利ですが、被写体が急に横を向いたり障害物の後ろに隠れたりすると、AIが対象を見失ってモザイクがズレてしまうことがあります。
そんな時は、最初から手動でやり直す必要はありません。以下の簡単な修正テクニックでリカバリーしましょう。
- ズレた瞬間にステッカーを「分割」する
モザイクが外れてしまった位置に再生バーを合わせ、ステッカーのクリップを「分割」します。 - 後半部分だけトラッキングをやり直す
分割した後半のステッカーを選択し、一度トラッキングを解除します。再度、隠したい対象の現在位置にステッカーを合わせ直し、もう一度トラッキングを開始するだけです。
もし「ほんの一瞬だけズレる」という場合は、トラッキングを使わずに、その部分だけ手動(キーフレーム)で位置を微調整するのも効果的です。ステッカーはエフェクトと違い、画面上で直接ドラッグして動かせるため、キーフレームの修正も直感的でストレスがありません。
「モザイクステッカー×トラッキング」の組み合わせをマスターすれば、動画編集のスピードは劇的に上がります。面倒なモザイク処理はAIに任せて、サクッと動画を完成させましょう。

