「SNSは若い人のもの」
そう思っていた私が、本気で挑戦し始めたのは50代になってからでした。借金1300万を抱え、会社員収入だけでは立ち行かない。副業を探す中で「SNSで発信すれば収益化できるかもしれない」と思ったのがきっかけです。
ところが始めてみると、思い込みや誤解だらけでした。今日は、その中でも特に大きかった 3つの誤解 をお伝えします。

誤解① フォロワーが多ければ稼げる
最初は「フォロワーが1万人いれば生活が変わる」と信じていました。ところが実際は、フォロワーが少なくても収益化している人はたくさんいます。
重要なのは数ではなく「誰に」「何を」届けているか。
1万人に届いても誰も行動しなければ収益はゼロです。逆に100人でも、自分の発信を信じて行動してくれる人がいれば収益につながるのです。
私自身、フォロワーはまだ少ないですが、ブログやnoteへ導線をつなげることで「小さく稼ぐ仕組み」を少しずつ作り始めています。
誤解② 年齢がハンデになる
「50代からSNSを始めても遅すぎる」と思い込んでいました。実際、編集スキルや動画の扱いは若い人の方が早いです。
しかし、年齢には年齢なりの強みがあります。
それは 経験と失敗談の厚み です。若い頃に住宅ローンを抱え、震災や転勤を経て借金1300万に至った話。何度も挫折した経験。これらは同じ境遇の人にとって「教科書には載っていないリアルな情報」になります。
年齢を隠すよりも「50代だからこそ伝えられること」として発信した方が、むしろ強みに変わると気づきました。
誤解③ とにかく頑張って投稿すれば結果が出る
始めた頃は「毎日投稿すれば伸びる」と信じていました。もちろん継続は大事ですが、ただ数を重ねるだけでは空回りします。
大事なのは 設計 でした。
「誰に向けて」「どんな導線で」「どう収益につなげるのか」ーーこの3つを考えるようになってから、発信の方向性が見えてきました。
私の場合は「迷いながらSNSを始めた人」に向けて、自分の経験や工夫を発信し、ブログやnoteで詳しく共有する流れを作っています。小さな一歩ですが「意味のある投稿」に変わりました。
まとめ
50代でSNSを始めて、私は大きな誤解を3つ抱えていたことに気づきました。
- フォロワー数よりも「誰に届けるか」が大事
- 年齢はハンデではなく「経験という武器」になる
- 投稿数よりも「設計と導線」が必要
SNSを始めるのに遅すぎることはありません。むしろ、人生経験があるからこそ発信できることがあるのだと、今は確信しています。
私自身まだ道半ばですが、同じように「これから始めたい」と思う人にとって、少しでも勇気になればうれしいです。